■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□             秒殺! 公務員試験「一般知能」超高速解法  第5号  「4つの速さの表」 □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■  ●今回はいよいよ「流水算」の「4つの速さの表」をやります。  ●以下の「単語」がピンとこない方は、バックナンバーの   第1、2、3、4号で確認して下さい。         「流れ」「静水」「上り」「下り」        「エッチラオッチラ」「スイスイスイ」          「逆比」 「ひっくり返る} ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ●前回は「流水算」に登場する「4つの速さの関係」のトレーニ   ングでした。            「4つの速さ」とは  「流れの速さ」「静水時の速さ」「上りの速さ」「下りの速さ」               略して       「流れ」 「静水」 「上り」 「下り」   でしたね。      この「4つの速さの関係」を前回書いた一般公式を含めて           「すべて」書いてみます   ので、例の船長さん気分でイメージして血肉化させましょう。    「上り」=「静水」−「流れ」    「下り」=「静水」+「流れ」    「流れ」=「下り」−「静水」    「流れ」=「静水」−「上り」    「静水」=「上り」+「流れ」    「静水」=「下り」−「流れ」          「静水」=(「上り」+「下り」)÷2    「流れ」=(「下り」−「上り」)÷2 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  たくさんありますがリラックスしてリズムよくいきましょう。  全部「覚える」の で は な く 「イメージ」してもらいた  いのです。その上で 「関係」 の「ポイント」を絞り込みます。           ★3つのポイント! ★「上り」は「静水」より「流れ」の分だけおそい(エッチラオッチラ) ★「下り」は「静水」より「流れ」の分だけはやい(スイスイスイ) ★「静水」は「上り」と「下り」の「ちょうど真ん中」           この3つの「感覚!」です。             「式」にすれば        ★「上り」=「静水」−「流れ」        ★「下り」=「静水」+「流れ」        ★「静水」=(「上り」+「下り」)÷2  の3つとなりますが、  これらを「公式」として「暗記」するのではなく「感覚!」とし  て「身につけて」下さい。    「イメージ定着」すなわち「感覚の血肉化」を行った後は、      「解法の手順」を しゅるしゅると な ぞ る !  だけで「流水算」は「超高速」で「秒殺」できます。 ●「解法の手順」  1.「4つの速さの表」の枠を書く  2.「4つの速さ」のうちすぐわかる2つの速さを「逆比」に注     意して表に書きこむ。  3.上述の3つの「感覚!(公式)」によって残りの2つの速さ     も「すぐ」求まるので続けて書きこむ。(表の完成)    ★4つの速さのうち2つの速さがわかると残りの2つは     「感覚!」でほとんど一瞬にして「超簡単」に求まる!  4.この下準備が終了した後おもむろに題意にそって考え始める。     では前号の実戦問題を上記「解法の手順」にもとづき   「4つの速さの表」を使ってで解いてみます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ≪実戦問題≫   川の上流と下流にある2地点を船が往復するとき、上りの時間は  下りの時間の2倍かかる。この川の流れの速さが現在の2倍にな  ると上りと下りの時間の比はどうなるか。    1.2:1    2.3:1    3.4:1    4.5:1    5.6:1          ≪制限時間30秒≫  ★「解法の手順」として「表」の「分解写真」を以下に示します。      4つの「速さ!!」の「表」だということを強く意識して見て   いって下さい。    1.まず表の「枠」を作る。    ┌─┬───┐   │ │   │    ├─┼───┤    │ │   │   ├─┼───┤    │ │   │   └─┴───┘  2.「上り」「下り」「静水」を 上、静、下 と書きこむ。   ┌─┬───┐   │上│   │    ├─┼───┤    │静│   │   ├─┼───┤    │下│   │   └─┴───┘  3.「上り」:「下り」=1:2(時間の逆比!)を書きこむ。   ┌─┬───┐   │上│ 1 │    ├─┼───┤    │静│   │   ├─┼───┤    │下│ 2 │   └─┴───┘  4.「静水」は「上り」と「下り」の 真ん中! なので「1.5」   ┌─┬───┐   │上│ 1 │   ├─┼───┤    │静│1.5 │   ├─┼───┤    │下│ 2 │   └─┴───┘  5.「流れ」は「感覚!」で「0.5」とわかる。(2ヶ所に書く)   ┌─┬───┐   │上│ 1 │─┐    ├─┼───┤ 0.5   │静│1.5 │─┤   ├─┼───┤ 0.5   │下│ 2 │─┘   └─┴───┘         6.「流れ」=「0.5」 が その2倍の 「1」 になる。    ・「流れ」がかわっても「静水」はもちろんそのまま。     (「上り」と「下り」は次の 7.で変化します)       ┌─┬───┐   │上│   │─┐    ├─┼───┤  1   │静│1.5 │─┤   ├─┼───┤  1   │下│   │─┘   └─┴───┘      7.「上り」と「下り」は「感覚!」で「0.5」と「2.5」   ┌─┬───┐   │上│0.5 │─┐    ├─┼───┤  1   │静│1.5 │─┤   ├─┼───┤  1   │下│2.5 │─┘   └─┴───┘      8.「上りの速さ」:「下りの速さ」=「0.5」:「2.5」                     =  1  :  5      なので、「時間」はその「逆比」で  5  :  1        正答4(5:1)   ●この「4つの速さの表」は「感覚!」のみで「穴埋め式」に簡単  に完成できるのでマスターすれば「公式いらず」です!  注意すべき点は問題文中の「距離」の情報を「逆比」の考え方に  よって ひっくり返して 「速さ」として「表」に書きこむとこ  ろです。  くどいようですが 「速さの表!」 だということを強く意識し  て下さい。    ●いかがでしょうか?「解説付き分解写真」だと結構長く感じるか  もしれませんが是非実際に紙に書いてやってみて下さい。驚くほ  ど簡単に素早く解けてしまうのが「実感」できると思います。  それでは最後に次の『実戦問題』を「表」でやってみて下さい。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ≪実戦問題≫  ある川のA地点からその下流にあるB地点へ時速25kmのモー  ターボートで行って帰って来る。行きには20分、帰りには30  分かかった。この川の流れの速さはいくらか。(地方上級)     1.時速4km   2.時速5km   3.時速6km   4.時速7km   5.時速8km                     「4つの速さの表」を           「感覚!」によって            完成させて下さい。                                     ★「超高速の解法」  1.まず「上り」:「下り」=2:3(時間の逆比)を書きこむ。              (20:30)   ┌─┬───┐   │上│ 2 │    ├─┼───┤    │静│   │   ├─┼───┤    │下│ 3 │   └─┴───┘  2.「静水」は「上り」と「下り」の 真ん中!なので「2.5」   ┌─┬───┐   │上│ 2 │   ├─┼───┤    │静│2.5 │   ├─┼───┤    │下│ 3 │   └─┴───┘  3.「流れ」は「感覚!」で「0.5」とわかる。(2ヶ所に書く)   ┌─┬───┐   │上│ 2 │─┐    ├─┼───┤ 0.5   │静│2.5 │─┤   ├─┼───┤ 0.5   │下│ 3 │─┘   └─┴───┘           4.「2.5」が「静水(モーターボート)」で時速25kmだから    「流れ」にあたる「0.5」を時速にするのに比例配分をして      25 × 0.5/2.5 = 5                      正答2(時速5km)  どうでしたか? 「超高速」を「体感」できたでしょうか? ●次号ではこの「表」を使って以下の演習問題3問を解説します。  次号をご覧になる前にぜひご自分でまずやってみて下さい。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■              ≪演習1≫  流れの速さが時速4kmの川の上流のA町と下流のB町を船で往  復する。上りの時間が下りの時間の3倍かかるときこの船の静水  時の速さはいくらか。        1.時速6km   2.時速8km   3.時速10km   4.時速12km   5.時速14km        ≪制限時間30秒≫ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■               ≪演習2≫  流速が一定の川の上流・下流の2地点を船が往復するとき、この  2地点間の上りと下りの所要時間の比は2:1である。この川を  静水での速さがこの船の1/2の船が往復するとき、上りと下り  の所要時間の比はいくらか。   1.3:1   2.4:1   3.5:1   4.6:1   5.7:1           ≪制限時間45秒≫ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■              ≪演習3≫  川の上流のA町と下流のB町は48km離れていて、この両町間  を往復する定期船がある。上りの所要時間は下りの所要時間の2  倍で、両町を往復するのにかかる時間は12時間である。このと  き川の流れの速さはいくらか。   1.時速2km   2.時速3km   3.時速4km   4.時速5km   5.時速6km          ≪制限時間50秒≫ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★「超高速解法」は単なるテクニックではなく、「比」や「算術」  を中心にした「考え方、思考」の体系です。これをマスターする  と一般知能問題の「見方・解き方」がまったく変わって素早く正  解を『ピックアップ!』できるようになります。「方程式」が苦  手で文章題が不得意な方でも「超高速!」の考え方をマスターす  れば一挙に形勢逆転して得点源の得意科目に変身します。   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★筆者へのメールは → hayawaza@my.0038.net  ★ホームページ → http://www25.0038.net/~hayawaza ★編集・発行 公務員試験 一般知能速解センター(IPSC) ★事務局 〒810-0001      福岡市中央区天神2-6-17 天神商工センタービル2F ★責任者 吉武瞳言 ★このメルマガは「等幅フォント」でお読みください。  設定方法 → http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/  このマガジンの無断転載を禁じます。また引用の範囲でもなんらか  の利用・使用をする場合はその旨お知らせ下さいね。   Copyright(c)2002 ICSC all rights reserved. ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■